痛風医療相談アンケート結果

はじめに

両国東口クリニックウェブサイトでは、セキュリティーとプライバシー保護についての取り組みと研究を行っています。
ウェブサイトは誰でも開設できる反面、全くの第三者が名前を騙ることも容易です。このことは、医療機関にとっても重大な問題ですが、利用する患者さんにとってはより深刻で不安を感じているところです。

厚生科研のアンケートでも医療系ウェブサイトにおける個人情報の保護や信頼性に不安を感じているとの回答が多くありました。
現在、閲覧しているウェブサイトが本当に信頼できる医療機関のものなのか、またそこに送信した医療相談の個人情報がキチンと守られるのかということを利用者に保証しなければなりません。

そこで、第三者機関によるウェブサイトの認証を行い、それを保証するシステムが必要になります。
今回、両国東口クリニックでは、ベリサインの認証を取得し、ウェブサイト上にベリサインマークの掲示をしました。

さらに、痛風医療相談のSSLによる暗号化を実現しました。
SSLとは、Secure Socket Layer の略です。 SSLが提供するセキュリティ機能は、サーバー(必須)とクライアント(オプション)の認証、およびメッセージの機密性と整合性の保証により、暗号化された安全な通信環境を提供することが出来ます。 

目的と方法

両国東口クリニックのウェブサイト利用者にアンケート調査を行い医療系ウェブサイトやメールによる医療相談への信頼感、今回のセキュリティー、プライバシー保護対策への感想と他の医療系サイトでの同様の取り組みの必要性について調べました。

結果

2月1日より2月28日まで40件の回答を得ることが出来ました。 
結果は以下の通りです。 

1.今までに医療系(病院、診療所、病気、健康など)のホームページをご覧になったことがありますか?

はい いいえ
40 0

2.1ではいと回答された方へ 
そのホームページの信頼性に不安を感じたことがありますか? 

はい いいえ わからない
17 15 8

3.今までにインターネット上で医療相談をしたことがありますか? 

はい いいえ
25 15

4.3ではいと回答された方へ 
その医療相談でセキュリティーや個人情報の保護に不安を感じたことがありますか? 

はい いいえ わからない
19 5 1

5.痛風医療相談は、SSLによる暗号化によってセキュリティーを高めていますが、 これについて安心や信頼を感じますか? 

感じる 感じない わからない
30 2 8

6.両国東口クリニックのホームページにおけるプライバシーポリシー(個人情報保護規定)をご覧になって安心や信頼を感じましたか?

感じる 感じない わからない
32 0 8

7.認証や医療相談の暗号化、プライバシーポリシーなどで、両国東口クリニックのホームページに  信頼感が増しましたか? 

増した 変わらない 低下した
40 0 0

8.他の医療機関のホームページや医療相談にもセキュリティー対策や個人情報の保護が必要だと思いますか? 

必要だ 必要ない わからない
39 0 0

 

その他、ご意見やご感想

考察

当然ながら、回答者全員が医療系サイトを閲覧した経験を持っていました。
半数以上の方が医療系サイトの信頼性に不安を感じていました。今までに、医療相談をEメールにてしたことがある方は、2/3で、経験者の多くはセキュリティーや個人情報の保護に不安を感じていました。

このことから、医療相談サイトなどを訪れても個人情報保護の不安から実際の相談を行っていない方が多いことが推察されます。痛風医療相談のSSL化とプライバシーポリシーの策定についてはわからないと答えた方が8名でしたが、3/4の方から安心や信頼を感じるとの回答を頂きました。ほぼ全員の方から、これらの取り組みで両国東口クリニックのウェブサイトへの信頼感が増し、他の医療系サイトでも同様の取り組みが必要であると考えていることがわかりました。今後さらに医療系サイトでもセキュリティー確保や個人情報保護への対策が必要であると考えました。 

痛風医療相談の現状 | プライバシーポリシー



痛風外来