慢性腎臓病(CKD)と人工透析

スリーSでHappyな透析になる!! 

血液透析の8割が自己管理、家族の協力。2割はクリニックがお手伝い。

★S       ★S      ★S     
食事      水分    シャント  

透析を喜んで施行されている方は一人もいないと思います。嫌いな透析だからこそ楽でhappyな透析をしたほうがいいのです。楽な透析ができるか、辛い透析をするかは自己管理、家族の協力しだいです。
それができるように透析スタッフはお手伝いします。
自己管理がいいか悪いかの基本は自分の病気を理解することです。70代、80代の方にも当院は根気強く指導していきます。実際、患者さんが自分から今回の心臓の大きさはどうだったの、先月は48%だったのよね 、とか採血をすれば今回はカリウムが高くて多分これこれを食べたからだと思う等、自分の体に興味を示すことが管理につながります。スタッフの指導も自分が患者さんの歳になった気持ちで指導しなさいと話しています。本日ここにいらっしゃる方々もこの年齢の方に教えても無理と最初からあきらめないでください。根気強く話をしていくと理解されていきます。それがhappyな透析につながっていきます。管理には3つのSを覚えてください。

シャント

シャントとは

動脈と静脈をつなげる手術をした静脈をいいます。
血管には動脈と静脈があります。

何故必要か?

血液透析を施行している患者さんはほとんどの方がこれを持っています。透析とは一度血液を体の外に出してきれいにして再度体に入れます。人間の血は体の外に出ると固まるようにできています。私が今ここで転んで膝をすりむいたとします。血が出てもかさぶたになり血が止まるようにできています。

解剖

動脈

深い
血流多い
酸素が多い
静脈

浅い
血流少ない
弾力性がある
酸素が少ない










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慢性腎臓病(CKD)と人工透析

医療コラム