慢性腎臓病(CKD)と人工透析

ここでは、慢性腎臓病で人工透析をお受けになる患者様に腎臓の働きや人工透析の仕組み、ご注意頂きたいことなどをお話します。色々と専門的な言葉が出てきますが、今後透析治療にご自身で積極的に関わって行く上で大切な言葉ですので、分からない点は透析スタッフにご遠慮なくお尋ねになりながら学んでいって下さい。ホームページ上でも出来るだけ解説して行きたいと思います。

腎臓

腎臓はそら豆の形をした臓器で、腰の上あたりに左右1つずつあります。1個の大きさはこぶしより小さく、成人で120-150gぐらいです。それぞれには血管がつながっていて、絶えず沢山の血液が送り込まれ、送り出されています。 これらの腎臓には、私たちが生きていくために必要ないくつかの大切な役割があります。

構造

腎臓には糸球体と尿細管と血管からなるネフロンで構成されている。1個の腎臓に100万個の糸球体があり体に不要なものが原尿としてボーマンのうにこされます。その後尿細管にて体に必要な水分、アミノ酸、ブドウ糖、電解質、 ビタミンなどが再吸収されます。

 


慢性腎臓病(CKD)と人工透析

医療コラム