慢性腎臓病(CKD)と人工透析

なぜ、カリウムのコントロールが必要なのですか。

腎臓に障害があると、カリウムが体内に蓄積されてきます。
血中のカリウム濃度が高くなりすぎると非常に危険で、不整脈が起きたり心臓が止まることさえあります。

カリウムは、蛋白質の多い食品、果物、野菜に多く含まれています。 

カリウム制限


カリウムが7.5以上心臓が止まることがあります。
正常値:4.5mEq/l~5.5mEq/l
1日摂取量:1500mg

高カリウム血症の症状

ろれつが回らない
手足のしびれあり
足がもつれる
胸が苦しい


煮こぼしにて2~3割のKは減少します。

食事がうまくできているかどうかの判断は?

食生活がうまくできているかは、体重の増減、 血圧測定および血液検査が最も有効な指標となります。定期的に血液を採取して、カリウム、ナトリウム、リン、尿素窒素、およびカルシウムの濃度を測定します。 必要に応じて食事の内容を変更します。 


慢性腎臓病(CKD)と人工透析

医療コラム